過去検証とデモトレードについて書きます。
過去検証の大きな目的は2つあります。
1つ目は当然手法の優位性を確認するためです。
2つ目 実はこれが一番大事な事なのですがその手法を使った場合平均どれ位のLC(損失)を受け入れなければならないかを確認する事なのです。
一般的に勝率80%~とか1000Pips取れるなどと宣伝されているのをみかけます。普通の方はどうしてもどれ位勝てるのかを重視します。
しかしその為にどれ位の損失を受け入れる必要があるのかは、出ていません。
勝率80%でも残り20%で大きな損失が出る手法もあります。
過去検証して平均LCが15Pならエントリーした瞬間負けた場合は15P~20Pの損失があると受け入れ安心してエントリー出来ます。
FXをやるにはLCは必要経費です。
次にデモトレードですがこれは過去検証の数字と実際動いているチャートでトレードした場合の数字の違いやそもそも動いているチャートで検証した手法が再現できるのかを試す為のものです。
過去検証の80%でも再現できれば合格です。
我々の経験は利益の場合
過去検証(600P)>デモトレード(500P)>リアルトレード(400P)
LCの場合(損失)
リアルトレード(20P)>デモトレード(15P)>過去検証(12P)
ざっくりですがこんな数字の推移になります。
損失 デモトレード(15P)=リアルトレード(15P)
利益 デモトレード(500P)=リアルトレード(500P)
これが理想であり目指すべき数字です。
まずその手法を使った場合勝率や勝つPips数よりもどれだけ損失(LC)を受け入れるかを重視してくださいね